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2020年2月 4日 (火)

DS(20)

 ドーム内に設置した自動車は,LS460の実車からエンジン,ミッション等のパワートレイン系とサスペンションを取り除いた車体を用いている.コックピットの各種表示操作系は、DSのコンピュータシステムが発する模擬信号で作動する.

 DSコンピュータは、表示操作系の模擬データの算出から,ステアリング,アクセル,ブレー のデータの取り込みや入出力の制御を行う.また,GPS信号を模擬する計算機から疑似衛星信号を受信し,ナビゲーションシステムを作動させることもできる.

 また,現実感の再現性として,制動時の減速感を減速行動で調べている.これは,DS試乗時,体感加速度が不足するとブレーキの踏み込み代が大きくなり,その後最大加速度が出た後で停止位置調整を行うため,一定減速度によるスムーズな減速ができないため,実車での減速感を調べることができる.時速60kmから停止線に向かって停止するときの減速度の最大値と平均値の比率を比べると,従来型の傾斜装置や並進距離の短い場合の再現加速度比率0.5に対し,このDSの再現加速度比率は0.7のため,再現性が高いといえる.

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