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2020年5月 1日 (金)

統計分析の基本(1)

 今日から当面の間、DSでの実験データ解析に必要な統計的分析法の話題を続ける。先月やった人間工学関係の実験には統計的分析が不可欠である。

 まず、人を対象とした計測や実験結果では、いわゆる「ばらつき」が付き物である。それは、実験統制の不十分さだけでなく、意図していなかった個人差によるものが多い。

 個人間のばらつきを吸収して人として傾向を見るためには、統計的な見地が必要になる。そもそも、統計とは、集団の属性を数量的に把握することであり、これを学問にしたものが統計学である。統計学は確率理論を伴って、慣れないものが多いため敬遠しがちである。そこを我慢して詳細理論を勉強することも重要であるが、まずは直感的にどのように考えれば良いかを身に付けよう。そのレベルであれば、平均と分散がわかっていればよい。

 そこさえわかっていれば、具体的な手法はエクセルや統計アプリに任せればよい。逆に、考え方がわかっていないと、難しい理論を誤用してしまうのである。

 

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