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2020年5月12日 (火)

統計分析の基本(12)

 対応のないt検定が使えない場合のマン・ホイットニー検定を解説する。マン・ホイットニー検定では、統計量をUとするためマン・ホイットニーのU検定とも呼ばれる。

 また、ウィルコクソン検定と同じく順位を変数にとるため実質的に同じ方法である。そのため、まとめてマン・ホイットニー・ウィルコクソン検定とも呼ばれる。

 正規分布でなくてもよいため、標本数が少ない場合にも使える。そして、正規分布がわかっているデータに対しても(本来t検定を行うべきデータ)に対しても約95%の精度で同等の結果を出すといわれているため、データが少ないときは正規性を検討せずマン・ホイットニー検定を行う場合もある。もちろん、アンケート結果のような順序尺度データではマン・ホイットニー検定しか使えない。

 実験データには外れ値(outlier)と呼ばれる他から大きく離れた値が出現するときがある。マン・ホイットニー検定は順位を変数とするため、外れ値にも強い手法といえる。

 

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