« 統計分析の基本(13) | トップページ | 統計分析の基本(15) »

2020年5月14日 (木)

統計分析の基本(14)

 これまで述べてきたt検定やマン・ホイットニー・ウィルコクソン検定は、すべて2群(条件)間で平均に差があるかどうかというものである。3群(条件)以上ではどうすればよいだろうか。

 その場合は、パラメトリックに扱えるなら分散分析を用いる。ノンパラメトリックでの扱いなら、フリードマン検定かクラスカル・ウォリス検定を用いる。

 分散分析は、ANOVA(ANalysis Of VAriance)と呼ばれることもある。手法のイメージとしては、対象となる群(条件)内のばらつき(分散)と群(条件)間のばらつき(分散)を比較し、群間/郡内が1を大きく超えていれば、群間に差があると考えるものである。このとき、t検定同様、群間の実験を同じ被験者でやったのか、違う被験者でやったのかで対応のあるなしが決まる。そして、対応のある分散分析が行いないノンパラメトリック手法としてフリードマン検定、対応のないときがクラスカル・ウォリス検定を用いる。

 いうまでもなく、分散分析が対象とする尺度は間隔尺度と比率尺度である。そして、フリードマン検定やクラスカル・ウォリス検定では、順序尺度となる。

 

|

« 統計分析の基本(13) | トップページ | 統計分析の基本(15) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 統計分析の基本(13) | トップページ | 統計分析の基本(15) »