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2020年5月20日 (水)

CNNへの道のり(3)

 1957年、コーネル大学に勤務していた心理学者フランク・ローゼンブラットがパーセプトロンを考えた。論文にして発表したのは、翌年の1958年である。

 ローゼンブラットはマカロックとピッツの形式ニューロンを基にして、より神経モデルに近いと考えた構成にしたのである。すなわち、S層(感覚層)、A層(連合層)、R層(反応層)の3層で構成したのである。

 S層は入力層であり、S層に入る外部信号と中間層になるA層はランダムに接続される。そして、出力層となるR層で、A層の反応結果に重みを付けて多数決を行う。S層に入った信号xi(i=1,2,・・・)が、A層で重みwi(i=1,2,・・・)がかかり、その総和

Σwi・xi

がR層に入力される。R層では、この総和がある閾値θ以上のとき 1、θ未満のときに 0 を出力する。出力をyとして、閾値θがw0として入力されるとすると、

y = w1x1 + w2x2 + ・・・ + w0

と表現できる。このように表現すると、奇しくも1958年、イギリスでデイヴィッド・コックスが発表したロジスティック回帰と等価であることがわかる。

 

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