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2020年5月 4日 (月)

統計分析の基本(4)

 分布状況が確認できた間隔尺度や比率尺度で、正規分布を仮定できそうなら、まず、平均値を取る。この場合、平均値を対象集団の代表値と考えてよい。

 さらに、ばらつきの程度をみるためとして、標準偏差を取る。標準偏差が大きければ、ばらつきも大きいと考えてよい。

 標準偏差がわかると、ある測定値が平均値からどの程度離れているかが計算できる。正規分布が仮定できると、平均値と標準偏差を用いて、パーセンタイルが計算できる。すると、例えばDS実験で前方停止車に何秒前からブレーキを踏むか計測した値から、車間距離警報のタイミングを何パーセンタイルのドライバに有効かというような議論ができる。パーセンタイルは範囲を決めるため、これはどの範囲のブレーキタイミングのドライバに有効かという議論に繋がるのである。

 分布に二つ以上の山がある場合は多峰性の分布と呼び、計測値全体で正規分布が成立しないとはみなさず、複数の集団特性が含まれていると考えるとよい場合がある。それぞれの山を一つの分布とみなして、それぞれを重ね合わせると辻褄が合う場合はその可能性が高いといえる。

 

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