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2020年7月 7日 (火)

日本のITS(7)

 次は総務省。総務省は電波を管轄しており、ITSで特に重要な通信システムでの周波通割当や技術基準の策定という重要な役割を担っている。

 これまで、VICS(Vehicle Information Communication Systems)やETC(Electric Toll Collection)における電波割当を行った。最近ではV2Xに用いる通信システムITS Connectでの700MHz帯域の電波割当に力を入れている。

 700MHz帯域は、従来アナログテレビの電波帯域に使われていた。これがテレビの地デジ化に伴って、空周波数帯となったため、携帯電話とITS Connectへの利用が始まったのである。携帯電話は需要がひっ迫しており、ITSがアピールしないと割当分がなくなることもあって、積極的にITS利用をアピールし、トヨタのITS Connectを利用した路車通信を利用した安全パッケージ実用化に繋げた。ITS Connectにより、車々間通信・路車間通信による交差点での出会い頭衝突事故防止、右左折衝突事故防止、追突事故防止、緊急車両情報提供が商品化されたのである。

 今後は、5Gへの取組に重点を置いている。車間距離10mで隊列走行する自動運転トラック群の実証実験を、5G通信による車々間通信を利用して新東名で行っている。

 

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