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2020年7月 9日 (木)

日本のITS(9)

 国土交通省道路局は高速道路でのITS施策に重点を置いている。一般道が警察庁、高速道路が道路局という分担があるからである。

 従来から路車協調サービスとして、都市間高速道路では10~15km、都市内高速道路では4km毎にDSRCを使ったITSスポットサービスを展開していた。DSRCとは、5.8GHz帯域の電波を使ってスポット的に情報を送るための通信である。

 ITSスポットサービスで提供する情報は、ダイナミックルートガイダンス、安全運転支援、ETCの3種類である。ITSスポットサービスの情報は、対応しているカーナビゲーションの画面に表示されることを基本とし、これら3種類の情報とリンクする。ダイナミックルートガイダンスでは、高速道路のリアルタイム渋滞情報を取り込むことにより、経路案内のルートを変更するものである。安全運転支援は、ナビゲーション画面に前方の落下物や故障車、渋滞情報等を表示する。そして、ETCとは、ナビゲーション自体がETCとして作動するということである。2018年4月時点で、全国の高速道路の1700箇所に設定されている。

 2014年からは、ITSスポットサービスという名称から、ETC2.0サービスに名称変更した。これは、従来対応したカーナビゲーションが受信機だったものが、ETC2.0に対応したETCでサービスが受けられるようになったからである。

 

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