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2020年7月 2日 (木)

日本のITS(2)

 わが国のITS戦略は、2000年に制定された「高度情報通信ネットワーク社会形成基本法」が基になっている。この法律が制定され、IT戦略本部が設置され、わが国の本格的なIT政策が開始され、ITSもその枠組みの中で戦略が考えられていると思ってよい。

 基本法を基に開始されたIT戦略としては、まずe-Japan戦略から始まり、IT新改革戦略、i-Japan戦略2015、新たな情報通信技術戦略と名を変え展開されていった。ITSについては、これら戦略の中で、交通事故と渋滞の減少という2つのテーマが各戦略間で共通(不変)である。

 この2つの不変テーマに、時代によって、高齢者支援、快適性向上が加わり、総合科学技術会議が設置されてからは、自動運転が加わって現在の日本のITS戦略を形成している。目指すは、世界一安全で円滑な道路交通社会である。基本法に関しては内閣官房、科学技術会議に関しては内閣府が担当し、関係省庁の警察庁、総務省、経済産業省、国土交通省が具体的な施策を展開する形となる。

 また、国会議員もITSを普及促進するという立場で、党派を超えたITS推進議員連盟というものがある。議員連盟では、関連省庁、民間企業へのヒヤリング、勉強会、体験会を通じて、政策提言を推進している。

 

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