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2020年7月 8日 (水)

日本のITS(8)

 経済産業省の役目は他の省庁が実際のシステムを導入することとは異なり、ITSを通じて経済を活性化させることである。そのため、自動走行ビジネス検討会という産官学が共同で課題を検討できる場造りと、ITSの国際標準化が主務となる。

 国際標準化では、経済産業省はISO活動をサポートしており、ITSの標準化となるISO/TC204や自動車の標準化ISO/TC22がITS関連となる。なおTCとはTechnical Committeeの略で、この下に多くのWG(Working Group)が活動している。

 自動走行ビジネス検討会では、これまで自動走行の将来像を明確化し、各メーカーが協調すべき領域を特定して、国際的ルールづくりの体制整備や産学連携の取組方針をつくってきた。そして、これら自動走行の実現に向けた取組方針をアップデートしながら、安全性の評価方法を検討する安全性評価環境づくり検討WG、2020年以降の制度やインフラを検討する将来課題検討WG、ソフトウエア人材の育成に取り組む人材戦略WGを設置してきた。最近の取組は、2025年までに普及させたいサービスの10領域について、実現したい姿と取組方針を明確化したロードマップを策定している。

 10領域とは、地図、通信インフラ、認識判断技術、人間工学、セーフティ、サイバーセキュリティ、ソフトウエア人材、社会受容性、安全性評価である。

 

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