« 夏休みの雑談(21) | トップページ | 自動運転の課題対策(2) »

2020年9月 1日 (火)

自動運転の課題対策(1)

 今日から9月。新しいシリーズを開始する。

 新しいと言っても、レベル5の自動運転を実現するための課題に関するものである。レベル5を実現するための課題は、以前解説したように、センサ性能の不十分さの取扱、テイクオーバー、手動運転と自動運転の混在、責任問題、そして倫理課題の5つである。新シリーズでは、これら5つの課題を具体的にどう対処すれば良いかを考え、新テーマの創出にも挑戦したい。始める順番は挙げた順とは逆に倫理課題から。

 自動運転の倫理で課題になるのは、トロッコ問題を自動運転に当てはめた場合である。すなわち、自動運転車のブレーキが故障し急に止まれなくなった状況で、前方に歩行者グループがいる場合である。自動運転車の対応は、歩行者グループとの接触を避けるため路側にハンドルを切って路側帯と衝突するか、このまま走行して歩行者グループに突っ込むかのどちらしかないとする。この究極の状況で、自動運転がどちらを選ぶようにプログラムすれば良いかということである。

 この問題は、開発者の好みで決めて良いものではない。好みではなく、何に基づいて決めれば良いのだろうか。

 

|

« 夏休みの雑談(21) | トップページ | 自動運転の課題対策(2) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 夏休みの雑談(21) | トップページ | 自動運転の課題対策(2) »