« 自動運転の課題対策(14) | トップページ | 自動運転の課題対策(16) »

2020年9月15日 (火)

自動運転の課題対策(15)

 リンクの重みwは、実際の生物のニューロンではシナプスの結合強度に相当する。シナプスとは、ニューロン間の接続部であり、その結合強度は変化することが実験で確かめられている。

 シナプスの結合強度が変化することを、発見した心理学者ドナルド・ヘッブにちなんでヘッブの法則という。ヘッブの法則によると、ニューロンの繰り返し発火によってシナプスの結合強度はは増強され、逆に、発火が長期間起こらないとシナプスの結合強度は減退される。

 ヘッブの法則を拡張して、結合している二つのユニットが興奮状態か抑制状態の同じ状態であると重みは増え、片方が興奮状態で他方が抑制状態であると重みは減るということがよく用いられる。これを適用し、双安定ニューラルネットワークでは、片側が興奮状態で他方が抑制状態のためリンクの重みwを負とした。また、ヘッブの法則より、重みwは時間tで変化する変数であるといえる。重みの変化がなくなって安定したとき、ユニット間は整合性がとれた状態と見なす。

 ユニットAの出力をyA、ユニットBの出力をyBとすると、整合度Cは次式で表すことができる。

C = w・yA・yB

 

|

« 自動運転の課題対策(14) | トップページ | 自動運転の課題対策(16) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 自動運転の課題対策(14) | トップページ | 自動運転の課題対策(16) »