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2020年10月21日 (水)

自動運転の課題対策(51)

 以上の実験で、走行中にテイクオーバーを行うと問題が生じる場合があることがわかった。この問題は、ドライバ側に課題があることと、車両側に課題があることがわかる。

 ドライバ側の課題は、テイクオーバー要請が発せられたとき、ドライバが即座にテイクオーバーが可能な状態にあるかどうかということである。そして、車両側の課題とは、テイクオーバーをサポートできていないということである。

 ドライバがテイクオーバー可能かどうかというのは、テイクオーバー要請が出たとき即座に前方監視ができて状況認識が行え、スムーズに運転操作に移行できるかどうかということである。つまり、ドライバには十分な覚醒度があるということである。そのため、テイクオーバー要請時、あるいは要請前のドライバの覚醒度を判定するため、ドライバモニタの必要性が議論されるのである。ドライバモニタを設置し、自動運転時は常時ドライバを監視し、覚醒度の低下が検出されれば覚醒度を戻すように警報を出したり刺激を与えればよいだろうか。

 ドライバモニタが正確にドライバの覚醒度を監視できればよいが、もし、誤って覚醒度が低下していないのに警報を出すとどうなるだろうか。重大なミスではないものの、快適な自動運転を楽しんでいるドライバには、その警報は不快なものに感じらえるのではないだろうか。

 

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