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2020年10月13日 (火)

自動運転の課題対策(43)

 当研究室では、緊急時のテイクオーバー時のドライバの挙動について、ドライビングシミュレータを使っていくつかの実験を行ってきた。代表的なものを紹介しておこう。

 最初に検討したことは、緊急時のテイクオーバーが成り立つかどうかということである。ここで最初に考えなければならなかったのが、何秒前にテイクオーバー要請が出せるかということである。

 テイクオーバー要請が発生する状況としては、自律センサーだけでレベル2の自動運転で走行中に、対応できない障害物を自律センサーが検出しドライバにテイクオーバー要請を発し、即座に自動運転を解除するというものである。テイクオーバー要請は、ドライバがはっきりと気付く高周波のビープ断続音で発する。自律センサーの検出距離が200mで、障害物は静止物とすると、車両速度が27.8m/sのため、200÷27.8≒7秒となり、障害物まで7秒の地点でテイクオーバー要請を出すことができることになる。自律センサーの検出性能が140mだと5秒になり、100mだと3.6秒になる。

 以上の設定により、テイクオーバー要請がTTC7秒、5秒、3.6秒の3種類でテイクオーバーが可能か実験を行った。

 

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