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2020年10月10日 (土)

自動運転の課題対策(40)

 なお、計画的なテイクオーバーを実行する場合、テイクオーバー要請を発する地点が重要である。その地点とは、直線が続く地点である。

 なぜなら、テイクオーバーするまでドライバは運転操作を行っていないため、運転操作に慣れる時間が必要だからである。運転操作に慣れるには、まず、直線から走行するほうがよい。

 本研究室で過去に行ったドライビングシミュレータによる実験では、直線部でテイクオーバーした後にレーンチェンジする状況で、直線を長く走行するほどレーンチェンジのためのハンドル操作がスムーズだった。これは、運転操作には慣れる時間が必要なことを示しているのである。そのため、テイクオーバー要請は直線が長く続く地点を選ぶのである。自動運転車はデジタルマップを装備しているため、地点選びは問題ない。

 ところが、緊急のテイクオーバーは地点を選ぶことができない。すなわち、テイクオーバー要請が出る地点が、長い直線部とは限らないのである。

 

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