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2020年10月25日 (日)

自動運転の課題対策(55)

 さて、ここでドライビングシミュレータで評価可能な運転支援システムと、評価可能な機能を解説しておこう。運転支援システムは自動運転のレベル1の最下層で最も自動化率が低いものの、レベル2以上の自動運転より遥かに多くの仕様であふれている。

 まずは、車間距離警報システムから。運転支援システムの中では最も古いシステムである。

 このシステムの基本機能は、同一車線を走行中の前方走行車両との車間距離を計測し、TTCがあるしきい値以下になるとドライバに警報を発することである。ドライビングシミュレータが活用できる評価項目としては、以下の項目がある。
1)警報タイミングの妥当性
2)警報手段の妥当性
3)過検出率の妥当性
4)未検出率の妥当性
5)カーブ路での商品性評価(カーブ時はガードレールを検出して誤警報を出すことがよくあったため)

 過検出というのは、前方走行車以外のものも検出することで、第一種過誤にことである。また、未検出というのは、前方走行車を検出しないことで、第二種過誤のことである。

 

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