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2020年11月26日 (木)

センサフュージョン(11)

 人間の感覚器官は全てパッシブセンサである。パッシブセンサとは、センシング対象が自ら発する情報を受信してセンシングするものである。

 もっとも、よく見ようと対象に近づいたり、触覚を確実にするため触るところを変えたりすると、アクティブセンサといえなくはない。しかし、人間が光や超音波を発して、その反射波からセンシングすることはない。

 パッシブセンサに対して、センサ側が発した電磁波や音波からの反射波を受信してセンシングするものがアクティブセンサである。蝙蝠が超音波を発して虫を捕食することが有名であり、これがアクティブセンシングの好例である。自動運転で用いる、カメラ、LiDAR、レーダー、超音波センサでは、カメラがパッシブ方式、LiDAR、レーダー、超音波センサがアクティブ方式である。

 人間を含めて、生物の外界センサは圧倒的にパッシブ方式が多い。なぜなら、アクティブ方式でセンシングすると、外敵に自らの位置を知らせることになるからである。

 

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