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2020年11月24日 (火)

センサフュージョン(9)

 人間が単体データで認識したとき、何か問題があるだろうか。写真の寿司を見て寿司と認識した場合、認識のリアリティには欠けている気がするだろう。

 視覚情報だけの認識なので、味覚、触覚、嗅覚が欠けるため、リアリティさが欠けるのである。大した問題ではなさそうだが、認識対象によっては問題が生じる。

 筆者が問題と思うのは、TVミーティング等のオンライン会議である。オンライン会議はリアリティに欠けるため記憶に残りにくかったり、オンライン授業で集中していると対面で受講する授業より疲れる。なぜかというと、会議や授業の受講はコミュニケーションの一種であり、五感を総動員して行うコミュニケーションが、視覚と聴覚だけで行うからである。コミュニケーションは視覚と聴覚だけでなく、そのときの空気(雰囲気)の温度感等も加味されてリアリティさと情報の精度を上げている。それに加えて、オンラインのモニタの解像度が低さや低品質の音声が、視覚と聴覚に十分働きかけていない。そのため、リアリティさに欠け、集中すれば疲れるのである。

 つまり、センサデータフュージョンで記憶しているものは、使用した全てのセンサで認識すべきということがいえる。センサが全て使えないときは、不十分な認識と思った方がよいだろう。

 

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