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2021年1月 9日 (土)

108つの煩悩(9)

 108つの煩悩の九つ目は、

苦締見取見(くたいけんしゅけん)

である。苦締と見取見でどんな意味だろうか。見取見とは、間違った見解を誤って勝れた見解とする見解である。間違った見解とは、有身見、辺見、邪見の三見を指す。これが見取見の最初の「見」で、「取」は執われているという意味で、最後の「見」が見解である。よって苦締見取見とは、間違った考え方を優れていると思って苦しむという意味になる。

 有身見、辺見、邪見それぞれが煩悩であり、それらを優れていると考えるのも煩悩である。ものの見方、考え方自体が煩悩に繋がるのだ。

 

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